黒部の太陽 [石原裕次郎]
「黒部の太陽」
工事現場のオジサンたちに「好きな映画は?」と聞けば、この名前をよく聞くでしょう。
この「黒部の太陽」とは・・・
昭和43年2月17日公開
昭和43年キネマ旬報ベストテン第4位
監督 熊井啓
主演 石原裕次郎 三船敏郎
という、とても有名な映画ですね。
といってもわかるのは私や年配の方のみでしょうか・・・
若い方には香取慎吾さんが主演だった黒部の太陽のイメージが強いのでは??
ではこの映画はどのようなものなのか!?
舞台は昭和の黒部渓谷、日本の発展とともに電力不足が浮き彫りとなった。
そこで関西電力は、日本で最大級のダム建設を計画。
しかし場所が場所・・・
というのも黒部渓谷は、とても深い谷・冬は豪雪、
富士川糸魚川構造線にも近く、破砕帯などを含む複雑な地質構造
こんなところにダム建設のためのトンネルを掘りたい建設会社なんてありません・・・
このような状況の中、立ち上がったのが熊谷組などのゼネコンです。
この黒部での彼らのダム(トンネル)建設の苦闘を描いたものが黒部の太陽です。
名前は聞いたことがあるのに映像を見たことない
という方は多いと思います。
というのも、主演だった石原裕次郎さんの
「こんなにいい作品は映画館の大迫力の画像や音声で見てほしい」
という願いからビデオDVD化は一切されていません。
幻の映像と言っても過言ではありませんね。
そして、今回お伝えしたいのは
その幻の映像が
3月17日(土)NHK BSプレミアムで放送されるということです。(特別版)
放送がとても楽しみなので紹介させていただきました。
ポスターは所有しているものの、小説しか読んだことのない私にとって17日までの待ち遠しい日が続きます・・・